トリセツがあさイチで話題!発達障害に必要な理解とは?

NHKの朝の番組「こまりごとトリセツ」で取り上げられている「発達障害」という言葉をご存知でしょうか?「忘れ物や忘れごとが多い」あるいは「片付けが出来ない」、そして「聴覚が過敏すぎて疲れる」など、その症状は様々です。そんな悩みをお持ちの方に発達障害についてまとめてみました。

超話題のNHK「トリセツ」とは?

なかなか人に相談できないような心の問題に核心をつくような視点でメスを入れたNHKの「トリセツ」が話題になっています。

とても多くの人が持っているといわれる「発達障害」について、苦悩する本人へのアドバイスや、発達障害の人と関わる周囲の人へのアドバイスなど、とてもわかりやすく、そして効果的で的確な方法を紹介し、たくさんの人々の心を救っています。

発達障害の人が社会や周囲の人々とどのような関わり方をすれば良いのか、発達障害の人だけではなく、多くの人たちに見て欲しい番組です。

発達障害とはどんな症状?

発達障害と一言で言っても、症状や状態は人により様々で、とても多くの症例があるのです。

例えば代表的な例をあげると、「忘れ物や忘れごとが多い」という症状です。

出かける前に確かめたはずなのに、必ず財布や携帯電話などを忘れてしまったり、人との約束を忘れたり、遅刻しがちだったりと、その症状は「病気」というよりはそのひとの「個性」や「性格」として認識される事が多いですね。

しかし、ほんのちょっとのコツをつかむ事で、その要因を解決できる事があります。

例えば

  • 今できることや気づいたことは、後回しにせず、すぐやる。
  • 持ちものをできるだけ少なくする
  • カギや財布、定期券などは、ひもなどでかばんにつける
  • 持ちものの一覧表を玄関のドアに貼っておき、出かけるまえにチェックする

こんなちょっとした工夫で、忘れ物をする事を簡単に改善する事ができるのです。

しかし、この発達障害は度合いも幅広く、軽いものから日常生活に支障をおよぼしてしまうものまで様々です。

今回はそんな発達障害に悩む方や周囲に発達障害の方がいる人のため、症例や対処方法なども含めてご紹介します。

発達障害のいろいろと対処法

発達障害の症状には人それぞれで様々に違いがみられると説明しましたが、前述した「忘れ物」をしやすいなどの症状以外に代表的な発達障害の症例をご紹介します。

また、症状に対しての対処法も同時に紹介しますので、発達障害で悩んでいる方や、周囲の方も参考にしてみましょう。

片付けが苦手

片付けが苦手、あるいは片付けが全く出来ないと悩んでいる人はとても多いはずです。

これは、子供、大人関係なく発達障害の症状の一つである可能性があります。

部屋が多少汚くても命に関わる事ではありませんが、その症状が重い場合、また一人暮らしでサポートしてくれる他者がいない場合、度々「ゴミ屋敷」のような状態になってしまう場合があります。

これでは衛生上よく無いばかりではなく、火災のデメリットにもつながります。しかし、どうしても片付ける事が出来ないのです。

でも、自分を責める事はありません。あなたは「だらしない人間」では無いのです。好き好んで部屋を散らかしているのでは無いのです。

改善方法にはいくつかのコツがありますので紹介します。

  • 物を減らす
  • 床にものを置かないようにする

まずはこの2つから実践してみましょう。きっと驚くほどの効果が期待できるはずです。

また、片付けるときにあまり完璧にかたずけようとせず、一度にやるのではなく、気が向いた時に出来るだけでいいので少しずつやってみましょう。

また、周囲の人は片付けられない人に対して、捨てるもの捨てないものをアドバイスしたり、物の置き場を決めるなどのお手伝いをしてください。

聴覚が過敏過ぎて「音」を聞くと極端に疲れる

これは発達障害の人の中でも多くの人が悩んでいる症状の一つです。発達障害の人の傾向として「過集中」という事があげられます。

真面目な性格(性質)が故に、全ての音に感じて受け止めようとする気持ちが働いてしまうのです。

例えば、部屋の中でテレビの音声とラジオの音声を流しながら、だれかがピアノを弾き、そしてだれかに話しかけられたとしたら、、、、。これは発達障害の人でなくてもパニックになってしまうでしょう。

発達障害の人は、余計な情報にフィルターをかける機能を無意識に切断しているために、全ての音を聴こうとして、結果的に疲れてしまうのです。

最も簡単な解決方法としては、耳栓やノイズキャンセリングのイヤホンをつける事ですが、これだと日常会話も出来ずに支障をきたしますので、もっとデメリットの少ない方法を紹介します。

  • 買いものは、人の少ない時間や場所を選ぶ
  • 音声などは、最高でも1つのものだけを流すようにする
  • テレビは音を消し、見たいドラマや映画は字幕を表示させて見る

また、周囲の人の工夫としては、

  • 同時に話しかけない
  • 突然大きな声で話しかけたり、怒鳴ったりしない

上記のような気配りをする事によって、本人のストレスは大きく軽減されるはずです。

こだわりが強く不安になりやすい

発達障害のある人は、特定の行動パターンや環境へのこだわりが強い人、そして予定の変更や見通しの立たない出来事に対して強い不安をストレスを感じる事が多くあります。

「まあいいか」といお気楽な気持ちになれないのです。

そんな時は、

  • 自分が不安になる状況から避けるようにする
  • 予定どおりにいかなかった時の対応策をもう一つ準備しておく

「避けるようにする」という事は悪い事では無いのです。「逃げる」というような考えで自分を責めてはいけません。これは「症状」なのですから、大いに逃げてください。逃げる事は素晴らしい事なんです。

周囲の人は

  • 当事者のこだわりをできるだけ否定せずに認めてあげてください
  • 伝えたいことは、あいまいな表現ではなく、具体的に丁寧に伝えてあげてください
  • 予定どおりにいかないかもしれないことをあらかじめ伝え、別の選択肢もあるということをやさしく伝えてあげてください

以上の事で、本人の苦しさは驚くほど軽くなり楽になるでしょう。

自分の感情をコントロール出来ず爆発させてしまう

真面目でストレスがたまりやすい発達障害の方は、我慢しすぎる傾向にあり、時にその感情を爆発させてしまう事があります。そんなストレスを貯めないようにするには

  • ストレスを感じ始めたらその場を離れ、静かな場所に移動しましょう
  • 耳栓などをして、外からの刺激を減らしましょう
  • 好きな香りを嗅いだり、深呼吸などをして落ち着きましょう
  • 「アンガーマネージメント」の書籍が出ています。ぜひ読んでみましょう

周囲の人の工夫としては

  • 本人をひとりさせてあげ、落ち着かせる
  • 話し合いをする時は、本人が落ち着いてからにしましょう

発達障害の人は、ストレスのはけ口をどうしたらいいかわからないので、どうしてもイライラしてしまう事が多いのです。そんな時は、そっと1人の時間を与える事で落ち着きを取り戻す事が多いです。

集中し過ぎてしまう

発達障害のある人には、注意散漫の症状が多々起こりますが、一方で一時的に極端な集中力を見せたり、時間を忘れるほど自分の興味が強い物事に対し没頭したりといった「過集中」の状態になる事があります。

  • 簡単な解決方法としてはタイマーなどを使用します

過集中は悪い事ばかり出なく、芸術や創作活動などに活かすことで常人には作り出す事の不可能なほどの作品を生み出す事がしばしばあります。

周囲の人は、そういった良いところを伸ばすような助けをする事で、発達障害を乗り越えたパワーに変換させる事もできるのです。

まとめ

今回は発達障害のほんの一部の症例しか紹介しきれませんでしたが、周囲が思うよりも発達障害を持つ本人は想像以上に苦しかったり辛いものです。

お互いを理解し、またその症状を認めて共有する事で、症状を緩和させたり、あるいは発達障害の良い面を伸ばしてあげる事もできるのです。

もちろん、あまり辛い場合や生活に支障をきたす場合などは医師への相談や投薬治療もあります。

しかし、まずは本人の意識と周囲の気遣いにより改善できる事があります。

ぜひこれを参考に実践してみてくださいね!

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